6年以上かけて平均身長近くまで伸ばした症例

低身長治療の症例

平均より12.8cm低かった身長を6年以上かけて平均身長近くまで伸ばした症例

R.K.(初来院時11歳11ヶ月、現在18歳超)

両親とも背が低かった。祖父母、一族は皆、身長が低く、子供も低いので、両親が心配して来院にいたった。本患者は、小児科で内分泌系を調べたことがあるが、「異常なし。背が低いのは体質的なもの」と判定されていた。

11歳11ヶ月の初来院時身長135.1cmと平均身長より12.8cm低い状態であった。身体兆候的には、まだ第二次性徴期を迎えておらず、採血結果では、FSHの軽度上昇が見られ、数ヵ月後から1年後に第二次性徴期になる気配であった。来院前1年の伸びは4cm。小食であった。一族に思春期の始まりが遅い「おくて」タイプはいなかった。

  • 成長ホルモン投与には良好な反応を示さなかったので、ピュアアルギを投与したところ、良好な伸びを示し、第二次性徴期入りしたと判定される12歳9ヶ月までの10ヶ月で、5.6cm伸びて、身長140.7cmになった。
  • 12歳9ヶ月で第二次性徴期に入った。ピュアアルギ童伸のみで治療し、2年1ヶ月で19,4cmの伸びを得て、14歳10ヶ月で身長160.1cmになった。
  • その後、ある事情により、11ヶ月治療を中断した。
  • 再来院時(15歳9ヶ月)の身長162.5cmであった。治療中断中の11ヶ月の伸びはわずかに3.4cmであった。採血結果では、まだ伸びる余力があると判定され、成長ホルモン舌下投与スプレー、ピュアアルギ童伸の3剤併用療法を開始した。開始直後の1ヶ月で、1.3cmの伸びを得た。
  • その後順調に伸び、1年9ヵ月後の17歳7ヶ月で身長170cmになった。

平均身長を超えることを目標として、治療継続中である。

ドクターコメント

思春期早発ではない遺伝的低身長で、治療により著効を示した一例である。本症例では、家族歴聴取により一族の第二次性徴期は早くなく、むしろ、遅くなる傾向の一族であったが、最終身長は160cm前後の一族であった。通常、思春期の始まりが1年遅くなると、最終身長は5cm高くなるが、本一族にそのような経過は認められず、一族の皆は、「思春期らしい伸びがなかった」と語っていた。

それらの前提を検討したうえで、11歳11ヶ月から治療を開始した。通常の男子は、11歳6ヶ月から第二次性徴期入りするが、本症例においては、11歳11ヶ月で、まだ第二次性徴期に入っていなかった。成長ホルモン分泌不全症でない場合、その時期の成長ホルモンの有効性は疑問であったが、実際に成長ホルモンを投与したところ、確かに良好な反応は得られなかった。ただし、ピュアアルギに対して良好な反応を示し、年間4cmの伸びであったところを、7cm近い伸びを得ることができた。

第二次性徴期になってからは、ピュアアルギ童伸を利用したところ、通常の子供のよく伸びる2年間は、17.5cmの伸びであるが、そこを19.4cm伸ばすことができた。よく伸びる2年の伸びが悪い一族なので、著効であると判定された。

ある事情により、第二次性徴期のよく伸びる2年直後の治療を11ヶ月中断したが、その間は、食欲が低下し、身長の伸びも、わずか3.4cmであった。この時期は通常は4~5cmは伸びる時期なので、この辺に遺伝的な低身長の気配が感じられた。

治療再開後の1ヶ月で、いきなり1.3cmの伸びを得たが、治療再開直後の1ヶ月に良好な反応を示すのは、よくみられることである。よく伸びる2年間が終了したあとは、通常は、1年ごとに4cm→2cm→1cmと、止まってゆくが、本症例では、最後の2年間の計3cm伸びるところを、7.5cm伸ばして、平均身長に追いつく直前まで伸ばすことができた

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